バーボン・ウイスキー

バーボン・ウイスキーを知る

最終更新日:2017年3月17日

バーボン・ウイスキー(Burbon Whiskey)は世界の5大ウイスキーの1つに数えられているアメリカン・ウイスキーの中で最も代表的なウイスキーで主にアメリカ合衆国ケンタッキー州で造られています。 バーボンは原料に51%以上トウモロコシを使い、アルコール度80度未満で蒸留し、内側を焦がした新品のホワイト・オーク樽で熟成したものと連邦アルコール法に定められています。 バーボンに関するこの規定はバーボン法とも呼ばれており、1964年にアメリカ連邦議会でバーボンはアメリカで誕生したアメリカ固有のスピリッツであることが宣言され法律として制定されました。

アルコール度数

40 〜 45%

※ 多くは40度程度ですが50度を超えるものもあります。

01バーボン・ウイスキーのバーボンの由来

バーボン・ウイスキーは単にバーボンとも呼ばれますが、この呼び名は1780年代に誕生したケンタッキー地区バーボン群に由来しています。バーボン群自体は1800年までの区画整理によって分割縮小され、縮小された後のバーボン群ではバーボン・ウイスキーは造られていません。ですが、元々のエリアが「Old Bourbon」と呼ばれ、この地域で造られたトウモロコシを使ったウイスキーも「Old Bourbon Whiskey」の刻印で出荷されていました。それが次第に単に「Bourbon(バーボン)」と呼ばれるようになっていったようです。
なおバーボン群の地名はフランスの王朝名のブルボンに由来しています。これはアメリカのイギリスからの独立を支援してくれたフランスに感謝して各地にフランス由来の名称を使ったことが関係しています。

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