シュタインヘーガー

シュタインヘーガーを知る

最終更新日:2021年2月17日

シュタインヘーガー(Steinhäger)はドイツのシュタインハーゲン市内で造られている蒸留酒で、生のジュニパーベリー(Juniper berry、セイヨウネズの球果)そのものを発酵させてお酒にしてから蒸留して造られます。

ジュニパーベリーを香味付けの材料として使う他のタイプのジンとは根本的に製法が異なっていますが、ジンの一種とされています。

香味が穏やかでドライ・ジンとジュネヴァ・ジンの間くらいの風味で飲みやすいのが特徴です。ドイツではハムやソーセージ、肉料理の際によく飲まれます。ストレート、オンザロックはもちろん、カクテルベースにも適しています。

01シュタインヘーガーの製造方法

シュタインヘーガーの原料はドライ・ジンやジュネヴァ・ジンと同様に大麦麦芽、とうもろこし、ライ麦などの穀物です。異なるのは生のジュニパー・ベリーが使われることです。

原料をそれぞれ糖化・発酵させた後、連続式蒸留機でグレーン・スピリッツを、単式蒸留器でジュニパー・ベリー・スピリッツをそれぞれ造って、それらを混合します。その後に単式蒸留します。

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