カクテルとは?
カクテルとはお酒を主な材料として複数の飲み物を使って作るミックス・ドリンクの総称です。
カクテルとはお酒を主な材料として複数の飲み物を使って作るミックス・ドリンクの総称です。
カクテルを作る際に主に使うお酒を主材料、主材料に混ぜ合わせるその他の飲料などを副材料と言います。主材料はそのカクテルのベース(土台)であることから、ベースやベース酒と呼ぶのが一般的で、カクテルを分類する際にはベースによって分類することが多いです。
カクテルは飲み干す時間の長さでショート・カクテルとロング・カクテルの2つに分類できます。
ショート・カクテルは、カクテルが冷たいうちに短時間で飲むカクテルです。
シェークやステアの技法を使って材料を氷と共にミックスすることで、カクテルをよく冷やして、氷以外をカクテル・グラスなどの足付きのグラスに注ぐ場合が多いです。
時間をかけずに飲める量ということで、ショート・カクテルの材料の合計容量は60mlが基本です。これにシェークやステアによって溶けた氷の分が加わることで、標準的な容量90mlのカクテル・グラスに注ぐのにちょうどよい量になります。
ロング・カクテルは、ゆっくり時間をかけて飲むカクテルです。
主にタンブラーやコリンズ・グラスやロックグラス(オールド・ファッションド・グラス)などの大きめのグラスを使います。グラスに氷を入れた状態で冷やしながら飲むコールド・タイプと熱湯で割るなど温かくして飲むホット・タイプがあります。ゆっくり時間をかけると言っても、コールドは氷が溶け切ってしまう前に、ホットは冷めてしまう前に飲む方が美味しく飲めます。
ロング・カクテルには、レシピの共通点からスタイルと呼ばれるいくつかの種類分けがされているものがあります。フィズ、コリンズ、サワー、スリングなど多くのスタイルがあります。スタイルはカクテルを作る際のレシピの型と捉えることができ、1つのスタイルを覚えることでベース酒を入れ替えて様々なカクテルを作ることができます。
その名のとおりアルコール類を使わずに作られるカクテルのことです。
単にカクテルというとアルコールの混ざったものを指すのが一般的なため、アルコールが入っていないことが分かるようにノンアルコール・カクテルと呼びます。モクテル(mocktail)と呼ばれることもありますが、これは「見せかけの模型」といった意味を持つモック(mock)という言葉とカクテル(cocktail)を組み合わせて作られた言葉です。