カシス・リキュール | しっぽり...

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カシス・リキュールを知る

カシス・リキュールはカシスの実を原料に造られるリキュールです。カクテルの材料として使われるほかロックで食後酒として飲まれたりします。
カシスは和名で黒すぐり(クロスグリ)と呼ばれ、ほぼ黒に近い紫色をした小さな実がたくさんなります。この実は、ビタミンCやアントシアニンを多く含んでいます。アントシアニンはその抗酸化作用が健康に良いと注目されたポリフェノールの一種です。

古くからヨーロッパではカシスの実の薬効が知られており、カシスを原料にしたリキュールが飲まれていました。1841年にフランスのブルゴーニュ地方のディジョン市でルジェ・ラグート社のオーギュスト・デニス・ラグート氏が、ディジョン市の特産のカシスを使ったカシス・リキュールを初めて商品化して大変な人気を集めたことで、近隣の各社でも同様に商品化され、広く流通するようになりました。

製造行程に蒸留の行程をふまないため、カシス由来の香味が生きているお酒ですが、開栓後は痛みやすいため密封のうえ冷蔵保存する必要があります。
製造行程は、カシスの実を収穫後すぐに破砕しワインなどに浸漬のうえ数週間かけて熟成させます。その後、大量の砂糖を溶け込ませて調味し、ろ過、瓶詰めして完成します。

EUの規定により、1リットルあたり400g以上の糖分、15度以上のアルコール度数のものは「クレーム・ド・カシス」と名乗ることができます。「クレーム・ド」とはフランス語で「濃厚な甘さの」という意味合いです。
さらにブルゴーニュ地方コート=ドール地区のディジョン市で造られたクレーム・ド・カシスは「クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン(Crème de Cassis de Dijon)」、またブルゴーニュ地方のコート=ドール地区かソーヌ=エ=ロワール地区産のカシスだけで造られたクレーム・ド・カシスは「クレーム・ド・カシス・ド・ブルゴーニュ(Crème de Cassis de Bourgogne)」と名乗ることが認められています。

カシス・リキュールを材料に使ったカクテル