アルコール度数
12°〜13°
- 中口
ホーセズ・ネックとはレモン一個分の皮をらせんむきにしたものをグラスのふちにかけて内側にたらして飾るスタイルで、これを馬の首にたとえて名付けられたと言われています。
好みの蒸留酒(スピリッツ)にレモンの皮を飾り、ジンジャーエールで割るのが基本形ですが、日本でホーセズ・ネックというとブランデー・ベースのものが一般的で、このページでもブランデー・ベースのレシピを紹介しています。ベース酒を明確にするならば「ブランデー・ホーセズ・ネック」と呼ぶのが正しいです。
レモンを使わないと「ブランデー&ジンジャー」というカクテルになります。
ホーセズ・ネックの材料
#ブランデー- ブランデー 45ml
- ジンジャーエール 適量
- 氷
- レモン・ピール 1個分をらせんむきにしてホーセス・ネック・スタイルに飾る
ホーセズ・ネックの作り方
- よく洗ったレモンの皮をらせん状にむいて、その一端をコリンズ・グラスの縁にかけ、内側にカールさせて垂らす。なお、レモンの皮をむく際に切れ味の悪いナイフを使うと、皮の表面から渋味のあるオイルが出るためナイフは切れ味のよいものを使うのがオススメ。
- グラスに氷を入れてブランデーを注ぐ。
- 冷えたジンジャーエールで満たして軽くステアする。
ホーセズ・ネックのエピソード
ホーセズネックの歴史を辿ると1890年代には、ジンジャーエール、氷、レモン・ピールを混ぜたノンアルコールの飲み物だったそうです。その後1910年代に、ブランデーやバーボンを加えて「ホース・ネック・ウィズ・キック(Horse's Neck with a Kick)」や「スティッフ・ホース・ネック(Stiff Horse's Neck)」(stiffとは硬いという意味)と呼ばれるようになり、次第にノンアルコールではなくアルコールを混ぜて飲むスタイルが定番化していきました。