スプモーニを飲もう。
最終更新日:2024年2月25日
5°
スプモーニはカンパリがベースのロング・カクテルです。
スプモーニ(Spumoni)という名前は、イタリア語で「泡立つ」という意味のスプマーレ(spumare)という言葉が由来です。
トニック・ウォーターを入れずに作ると「カンパリ・グレープフルーツ」となります。
スプモーニはイタリア生まれのカクテルとして紹介されていることが多いですが、実は日本で作られたカクテルです。1980年代後半から1990年代初めに日本でイタリア料理のブームがあった時にイタリア生まれのリキュールであるカンパリの販促のために考案されて広まったようですが、考案者は定かではありません。サントリーが缶入りのスプモーニを発売したことで広まったとも言われています。
一方、欧米でスプモーニというとピスタチオ、チェリー、チョコレートなどの3種のアイスを重ねた層が見えるように盛り付けたイタリア発祥のジェラートのようなデザートの方が知られていて、アメリカでは8月21日が「スプモーニの日」とされています。