シンガポール・スリングを飲もう。
最終更新日:2017年2月25日
17°
シンガポール・スリングはドライ・ジン・ベースのロング・カクテルで、スリング・スタイルの代表的なカクテルです。
スリングとはスピリッツ(蒸留酒)にレモン・ジュースと好みによりシロップなどの甘味を加え、水やソーダ水やジンジャーエールまたはお湯などで割る飲み方で、ドイツ語で「飲み込む」を意味する schlingen が訛ったものと言われています。
1915年にシンガポールのラッフルズ・ホテルのバーテンダーだった厳崇文(Ngiam Tong Boon:イエン・チュンウェン)氏が考案したとされていますが、そのレシピは現在シンガポール・スリングとして知られているレシピと異なりました。またカクテル自体の人気はありませんでした。このカクテルが世界的に広まったのは、ロンドンのサヴォイ・ホテルのバーテンダーだったハリー・クラドック氏がレシピをシンプルにして「サヴォイ・カクテルブック」に掲載したことによるものと言われています。
レシピ集によって使用する材料の分量が様々で、このページで紹介しているレシピは一例です。