アルコール度数
28°
- 中口
ホワイト・レディ・カクテルはドライ・ジン・ベースのショート・カクテルです。単にホワイト・レディと呼ばれることが多いです。
サイドカー・カクテルから派生したカクテルのひとつとされ、サイドカーがブランデー・ベースなのに対しホワイト・レディがジン・ベースなため、ジン・サイドカーとも呼ばれます。
「白い貴婦人」という名に相応しく上品な味わいです。
ホワイト・レディ・カクテルの材料
#ジン- ドライ・ジン 30ml
- コアントロー 15ml
※ホワイト・キュラソーを使っても良い - レモン・ジュース 15ml
- 氷 (シェーク時に使う)
ホワイト・レディ・カクテルの作り方
材料をシェークしてカクテル・グラスに注ぐ。
ホワイト・レディ・カクテルのエピソード
ホワイト・レディ・カクテルは1919年にロンドンのシローズ・クラブ(Ciro's Club)のバーテンダーだったハリー・マッケルホーン氏(Harry MacElhone)によって創作されたとされています。
当初はクレーム・ド・メント・ホワイトをベースに使い、コアントローの割合も多いもので、あまり人気がありませんでした。その後、1925年ないし1929年にベースをジンに変えてコアントローの量を減らしたレシピとなったものがサヴォイ・ホテルのバーテンダーだったハリー・クラドック氏(Harry Craddock)が1930年に出版した「サヴォイ・カクテル・ブック」に掲載されたこともあいまって、人気を集めることとなったようです。