マンハッタン(Manhattan)のレシピ・作り方

マンハッタンを飲もう。

最終更新日:2016年7月10日
マンハッタン

オススメの飲み方・シーン

オール・デイ
アペリティフ
カクテル・グラス

アルコール度数

31°〜32°

  • 中口

マンハッタンは「カクテルの女王」と称されるウイスキー・ベースのショート・カクテルです。

ベースのウイスキーは本来はアメリカン・ライ・ウイスキーを使うのが正しいですが、バーボン・ウイスキーやカナディアン・ウイスキーで作ってもよいこととされています。バーボンで作る場合は「バーボン・マンハッタン」と呼んで明確に区別することもあります。

 

カクテルの王様たるマティーニ同様に非常に多くのバリエーションが存在しています。

ベルモットの種類を変えたバリエーションとしてはスイート・ベルモットをドライ・ベルモットに変えた「ドライ・マンハッタン」、スイート・ベルモットとドライ・ベルモットを同量ずつ使った「ミディアム・マンハッタン(パーフェクト・マンハッタン)」

ベース酒を変えたバリエーションとしてはウイスキーをスコッチ・ウイスキーにした「ロブ・ロイ(スコッチ・マンハッタン)」、ブランデーに変えた「キャロル(ブランデー・マンハッタン)」、ラムに変えた「リトル・プリンセス」、テキーラに変えた「テキーラ・マンハッタン」などがあります。

マンハッタンの材料

#ウイスキー

マンハッタンの作り方

  1. 材料をミキシング・グラスでステアしてカクテル・グラスに注ぐ。
  2. マラスキーノ・チェリーを飾る。
  3. お好みでレモン・ピールを絞りかける。

マンハッタンのエピソード

マンハッタンの誕生については諸説あります。

1870年代半ば、後のイギリス首相ウィンストン・チャーチルの母であるランドルフ・チャーチル夫人がニューヨークのマンハッタン・クラブで第19代アメリカ大統領選候補者のサミュエル・ジョーンズ・ティルデン氏を応援するパーティーを催した際に考案されたことからマンハッタンと名付けられて広まったという説が最もよく語られています。

一方、それより前の1860年代に既に考案されておりニューヨークのマンハッタン地区でマンハッタンと呼ばれるカクテルが提供されていたとも言われています。